飲む点滴・飲む美容液といわれ、注目され始めているあまざけを現代のスタイルで提供するAmazake Lab.代表の山本茜さんにお話を伺いました。
Amazake Lab.とは?

合同会社Amazake Lab.代表の山本茜です。現在共同創業した3名のメンバーと共に生・濃縮のこうじあまざけ専門ブランド「Amazake Lab.」を展開しています。
また、個人では麹士として発酵食品づくりのワークショップや、発酵食品を使ったフードと珍しいお酒やクラフトビールなどを楽しむ会を定期的に開催しています。
わたし自身、以前はあまざけに対して、独特の風味で飲みにくいというネガティブなイメージを持っていました。しかし、発酵食の勉強を始め、生のこうじあまざけを口にしたとき、そのイメージが一部のあまざけにすぎないことに気づかされます。
生かつ濃縮のこうじあまざけは砂糖が入っていないのにとても甘く、クセなくスイーツのように楽しめるのに豊富な栄養がある。
その発見は自分にとって衝撃的でした。それから、朝食や間食、料理にと継続して摂取するようになり、今年は夏バテをしないな、お通じが改善されたなど、「ととのう」実感が持てるようになっていきました。
かつての自分のように、生・濃縮のこうじあまざけのおいしさに気づいていない人はたくさんいるはず。おいしいのに体にもプラスになる、この食品を知ることで、生活がポジティブに変化するきっかけを、1人でも多くの方に届けたい。その想いで事業を立ち上げました。
「生こうじあまざけ」へのこだわり

まず体のエネルギー源となるブドウ糖が豊富で、その他に主要なものではビタミンB群、必須アミノ酸が挙げられます。点滴に成分が近いとされ「飲む点滴」と呼ばれますが、江戸時代には夏バテ防止に広く飲まれていました。
また、腸内環境を整えるオリゴ糖、食物繊維も含んでいて、お通じが改善されたというユーザーさんの声も多いです。
さらに「飲む美容液」とも言われる理由でもありますが、肌のトーンアップ効果に注目されているコウジ酸も含まれています。
あまざけには、酒粕を溶かし砂糖を加えて作られる酒粕あまざけと、米こうじと水(さらにお米を加える場合もあり)を発酵(糖化)させてつくるこうじあまざけの2種類があります。
酒粕あまざけのイメージから甘酒はお酒と思っている方も多いかと思いますが、こうじあまざけはアルコール0%の食品です。
さらに、こうじあまざけにも生か加熱か、濃縮か希釈かの違いがあります。Amazake Lab.の麴甘酒は生・濃縮タイプで、さらにあまざけになじみのない方も始めやすいようにグリーンティー、レモンのフレーバー展開をしています。
常温や冷蔵で流通しているものは品質の変化を防ぐために加熱処理をしています。そのため酵素の働きが弱まったり本来のおいしい風味が失われてしまうのですが、Amazake Lab.ではおいしさと栄養、酵素のチカラをそのままお届けするために、できたてを冷凍した生にこだわっています。
濃厚だけれどクセなくすっきりとした味わいなのはこのためです。

老舗の麹・味噌製造元のあまざけに適した国産米の米こうじを使用し、糖度が約30度と甘みが十分にありつつも、あっさりと上品な風味が特徴です。
お米の粒を楽しみたい方向けに、食感を残したTsubuというタイプを用意していますが、お米の粒感が苦手な方も多いので、残りのラインナップは米粒をすりつぶして舌触りなめらかに仕上げています。
フレーバーに加えている副材料は、京都産の無農薬茶葉と高知県産の減農薬・ノンワックスレモンを採用しました。
飲むことをメインとした「生こうじあまざけ」は、ノンフレーバーでお米の粒あり・なしのTsubu、Plain、苦手意識のある方にもより飲みやすくしたGreentea、Lemonの4つのラインナップを展開しています。
GreenteaとLemonはこうじあまざけと言われなければ分からないほど、お米の風味が苦手な方でも飲みやすいよう仕上げています。
また「生こうじあまざけ」よりも水分量を落とし、ペースト状にした「Amazake Paste Koji Rich」という商品は、お料理やお菓子作り向きで、砂糖の置き換えから野菜やお肉や魚の漬け床まで幅広く応用できます。
まず、ご自身の好みのタイプのあまざけか、成分表示等をチェックして選択してみてください。何かと組み合わせる場合、希釈タイプはさらに薄くなってしまうので、できれば濃縮タイプがおすすめです。
水やお湯で割る方が多いと思いますが、牛乳・豆乳・炭酸水・アーモンドミルクなど好みの飲料とあわせて楽しめます。
意外に思われるのですが、一番のおすすめはこうじあまざけのトマトジュース割りです。
Amazake Lab.のラインナップだとPlainとトマトジュースを1:0.8~1くらいであわせるのですが、トマトの甘みと酸味がこうじあまざけの自然な甘みと上手くバランスを取っていて、トマトジュースが苦手な方でも年齢性別問わずハマる人が続出している組み合わせです。
トマトのビタミンをプラスできるのも嬉しいところですね。

希釈していない濃縮のものは、好みの飲料や食品と好みの濃さで楽しめ、スイーツづくりにも応用できて幅広く活用できます。
初心者の方にはまず手軽に、ご自身が日常的に食べているものにプラスしたり、ふだんジャムやはちみつを使っている場面で置き換えてみることをおすすめします。
例えば流行りのミューズリーに加える、プレーンヨーグルトにかけるなど…。Amazake Lab.の公式Instagram、Web上でも様々なレシピを紹介しているので、慣れてきたらスムージ作りやスイーツへの応用などにもぜひチャレンジしてみてください。
これまでは和風な印象のパッケージが多くユーザーは女性が大半だと思いますが、男女関係なく手に取ってほしいという思いから中性的でシンプルなデザインを心がけました。
また、瓶詰めの甘酒も多いですが、特に若い世代のライフスタイルに溶け込むように提案をしたいので、場所を取らず使いやすく、捨てるときもさっと洗ってプラスチックごみに出せる手軽なパッケージを意識しています。
展望について

ワークショップでは、あまざけの基礎知識を中心にお伝えし、最後に「生こうじあまざけ」の様々な楽しみ方、お気に入りの組み合わせを見つけていただきます。‘ラボ’での実験のように、様々な食品・飲料をご用意して実際に組み合わせを試す体験の場を提供したいと考えています。
あまざけに苦手意識があった方は、参加したことでイメージが変わったと言っていただけることが多く、普段からあまざけが身近だった方にもこれだけバリエーション豊富にアレンジできると知らなかったという感想をいただいています。
あまざけはお米からできているため炭水化物が多く、カラダづくりをしている方には手に取られにくいですが、ビタミンB群、必須アミノ酸を含んでいることを考えるとトレーニング後の栄養補給には適していると言えます。
現役スポーツ選手に1ヶ月継続して摂取いただいたところトレーニングの疲労が翌日に残りにくいという体感をいただいており、ジムやフィットネスでのドリンク提供など、これまであまざけになじみがなかった層にも魅力を広げていきたいと考えています。
編集後記:できたてを冷凍した「生」へのこだわり
あまざけは日本に昔からある食品ですが、今までは初詣などの際にしか飲んだ経験がなく、ザラっとして甘いお酒というイメージでした。
今回お話を伺い、あまざけには2種類あり、酒粕あまざけと違いこうじあまざけはアルコール0%だという点には正直驚きました。さらに「生」でいただくことにより、独特のクセが落ち着き、より飲みやすく栄養豊富ということであれば、利用するユーザーはもっと増えるのではないでしょうか。
「生」へのこだわりや、ユーザーの好みにあわせたラインナップの展開などは、常温や冷蔵品を大量に流通させなければいけない大手とは違う、Amazake Lab.ならではの強みだと思います。あまざけをより美味しく・華やかにアップデートしていくAmazake Lab.に今後も注目していきたいと思います。
Amazake Lab.の会社情報について
| 会社名 | 合同会社Amazake Lab. (Amazake Lab. LLC) |
| 住所 | (本社)602-0853 京都府京都市上京区宮垣町91-102 |
| 電話番号 | 075-708-2872 |
| contact@amazake-lab.com | |
| https://twitter.com/amazakelab | |
| https://www.instagram.com/amazake.lab/ |
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