最近の食事宅配サービスで届けられる宅配弁当は、腎臓病の方向けの、たんぱく質とカリウムを制限した制限食も充実しています。
今回はその中でもおすすめの食事宅配サービスをご紹介します。
- たんぱく質とカリウムがコントロールされているか？
- 必要な栄養バランスは取れているか？
- 長期の定期便が使いやすいかどうか？（配送面・価格面）
- 美味しく食べられて、毎日食べても飽きないか？
また腎臓病向けの制限食に関する食事宅配サービスは、ヨシケイ・生協・ワタミの宅食といった大手でも中々扱っていません。
管理栄養士さんを自社で抱えていたり、元々病院・デイサービスなどにお弁当を作っていた会社が取り扱っていることが多いので、お店選びの基準がちょっと違ってきています。
腎臓病のための食事宅配おすすめ5選
| No.1 | ウェルネスダイニング |
|---|---|
| No.2 | 食宅便 |
| No.3 | ニチレイフーズダイレクト |
| No.4 | メディカルフードサービス |
| No.5 | みしまの御膳ほのか |
ウェルネスダイニング - たんぱく＆塩分調整気配り宅配食
腎臓病食でまずオススメなのが、ウェルネスダイニングの＜たんぱく＆塩分調整気配り宅配食＞です。
たんぱく質を10g以下に抑え、しかもカリウムや塩分も調整されています。
また、制限食とはいっても、カロリーをしっかり摂らないと、身体の中のたんぱく質がエネルギーとして使われてしまい、血中に老廃物が排出されて腎臓に負担をかけてしまうので、カロリーは300kcal以上を摂れるように計算されています。
ウェルネスダイニングの宅配弁当はとにかく美味しく食べられる！
塩分を厳しく制限しているにもかかわらず、ウェルネスダイニングは調理方法がすばらしいです。
味が食材に深～く染み込んでいるので、「いかにも減塩されている感じ」がまったくありません。
野菜・副菜が充実した旬の献立に、料理の見た目や色まで考えられた美味しいメニュー。
腎臓病の療養は長期間続きますが、食事で制約を受けるストレスを少しでも軽くするために、食べる楽しみを最大限に大事にしてくれるのがウェルネスダイニングです。
配送の使い勝手がいい
ウェルネスダイニングは、1回に届けてもらう量を自分で決められます。
7・14・21食コースを選べるのにくわえて、定期便では送料が半額になり、配達の間隔も自分で決められます。
自分の使うペースに合わなければ注文の休止（スキップ）も簡単です。
長期利用をサポートする割引サービス
ウェルネスダイニングは、7食よりも14食、14食よりも21食コースと、大量に注文するほど割引率が大きく、お買い得になっています。
| 注文 | 1食あたり 税込価格 （初回 送料無料） |
定期1食あたり 税込価格 （送料込み） |
|---|---|---|
| 7食 | 741円 | 794円 |
| 14食 | 725円 | 752円 |
| 21食 | 715円 | 732円 |
送料の節約にもなるので、もし冷凍庫に余裕があるなら、「配達間隔を広めで14食コース」を狙っていきたいところです！
| カロリー | 300kcal以上 |
|---|---|
| 塩分 | 2.0g以下 |
| たんぱく質 | 10g以下 |
| カリウム | 500mg以下 |
【たんぱく＆塩分調整 初回送料無料】
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【まずい？味が薄い？】ウェルネスダイニングの気になる口コミ・評判を実際に食べて詳しくレビュー
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食宅便 - たんぱくケアセット
腎臓病食の中でも価格が安いのが、食宅便のたんぱくケアおかず7食セットです。
たんぱく質を約13g以下に制限したメニューが7食セットで届きます。
ウェルネスダイニングは送料を入れると1食700円中盤～後半ですが、食宅便のたんぱくケア弁当は、同じく送料を入れても1食あたり約725円です。
その都度注文するスポット注文も、定期的に届く「らくらく定期便」にも対応します。
味については、やはり減塩されている感じはまったくなく、普通に美味しく食べられます。
とはいえ、お弁当1食の美味しさだけを比べると、ウェルネスダイニングと食宅便は、価格の差がそのまま味の差となって現れている感はあります。
| カロリー | 300kcal以上 |
|---|---|
| 塩分 | 2.0g以下 |
| たんぱく質 | 13g程度 |
| カリウム | 500mg以下 |
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食宅便(食卓便)の口コミ・評判は？実際に食べて分かった感想を写真つきで紹介！
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ニチレイフーズダイレクト
スーパーなどでよく見かける冷凍食品メーカー最大手の「ニチレイ」も、たんぱく質の制限食を販売しています。
季節ごとのA～Dの4つのコースと魚コースがあり、どちらも7食セットが届きます。定期便がなく、必要なときにその都度注文するスポット専用です。
全て冷凍のお弁当となっており、賞味期限は大体半年～9か月程度で、1食あたりのお値段は756円～1,026円となっています。
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メディカルフードサービス - タンパク制限食コース
メディカルフードサービスの冷凍弁当は、制限食として細かくコースが分かれています。たんぱく制限はもちろん塩分制限、糖質制限、カロリー制限などすべて揃っています。
販売元のメディカルフードサービスは個人のお客向けだけでなく、全国300箇所以上の病院や介護施設にも健康食を提供している会社です。
こちらのたんぱく制限コースは油は最小限で、肉は脂肪の少ない部分を利用することで、カロリー・栄養バランスをコントロールしています。
タンパク制限コースも3つの選択肢があり、カロリーとたんぱく質の制限数値によって自分にあったコースを選ぶことが出来ます。なおお試しコースについてはどのコースも送料込みで6食5,659円、1食あたり943円となっています。
みしまの御膳ほのか
みしまの御膳ほのかは、治療用・介護用食品などの特殊食品を取扱う三嶋商事が販売する冷凍弁当です。低たんぱく質・塩分調整の冷凍弁当のため、糖尿病の方や減塩食を探している方向けの食事宅配としてふさわしい内容となっています。
味つけも薄味ながらしっかり出汁などで美味しく仕上がっているのが特徴です。介護食でありながらも、とんかつ・唐揚げ・デミグラスハンバーグなどのガッツリしたメニューが数多くあるのも嬉しい点です。
みしまの御膳ほのかのお弁当は7食セットで5,821円、1食あたり税込み832円となっています。
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【低たんぱく冷凍弁当】みしまの御膳ほのかを実際に食べてみました！送料や保管期限もチェック！
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腎臓病の療養と食事で気をつけること
腎臓病の方が毎日の食事で気を付けるべきポイントの概要をご紹介します。
- 減塩：1日6g未満
- たんぱく質制限：ステージにより異なる
- カリウム制限：ステージにより異なる
- 十分なカロリーをしっかり摂ること
摂取エネルギーが不足すると、体内に蓄えられたたんぱく質を消費してエネルギーを補おうとします。
この際、血液中に老廃物があふれ出し、老廃物を解毒するのに腎臓に負担がかかってしまうため、エネルギーは適正量をしっかり摂取する必要があります。
たんぱく質やカリウムは、腎臓病の進み具合（ステージ）によって制限量が異なるため、一番重いステージの方に合わせた厳しめの制限量を、各社で設定しています。
迷ったらウェルネスダイニングの「たんぱく＆塩分調整気配り宅配食」を！
たんぱく制限食のいちばんの目的は、もちろん腎臓への負担を減らすことです。とはいえ、たとえ制限食でも「美味しい」というのはとても大事なポイントです。
国立循環器病研究センターによると、日本では成人人口の約13％、1,330万人に慢性腎臓病の疑いがあるとのことです。
糖尿病などと並んで、もはやほとんど国民病といってもいいかもしれません。腎臓病の治療・療養のためには、とても息の長い取り組みと、周りからのサポートも必要です。
といっても、現実に考えて、腎臓病の家族一人だけのために、「たんぱく質を制限し、カリウムを制限し、カロリーはしっかり摂れる理想的な食事」を毎日毎食のように家庭の中で作り分けるというのは、まったく現実的ではありません。
そんな中、ウェルネスダイニングの食事セットなら、無理せず美味しく長く、タンパク質制限食を続けられます。
- 初回送料無料の特典を生かして、ウェルネスダイニングの14食セットを1回だけ注文
- 食事宅配の感触がわかったら、ウェルネスダイニングを軸に定期便を開始
- 食べるペースを見ながら、配達の休止（スキップ）も活用しつつ制限食を続ける
- ときどき他の会社を単発で頼んでみて、食べ飽きないように目先を変える
ウェルネスダイニングのたんぱく制限コースの詳細は、こちらからご覧ください。
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