買い物に行きたくてもなかなかいけない時ってありますよね。子育て中や介護中、体調が優れないときなど、仕事や家事に疲れ果てて買い物に行く気力が沸かない・・なんてこともあるでしょうか。
そんなときは「ネットスーパー」を利用してみてはいかがでしょか。ネットスーパーは最近では大手スーパーのほとんど導入されています。
今回はイオンのネットスーパーについて調べてみました。
手軽で便利!?イオンネットスーパーとは?
イオンネットスーパーはイオンが運営するネットスーパー。全国44都道府県に展開しており、イオンが取り扱う商品3万点以上をインターネットを通じて購入することができ、入会金や年会費が0円で利用することができます。
その他、イオンのネットスーパーの特徴は次の通りです。
当日配達してくれる
イオンのネットスーパーは、当日午後3時(15時)までに注文するとその日のうちに届けてくれます。地域によっては最短で3時間で届けてくれることも可能なので、急な買い物にもしっかり対応しています。
ただし、商品によっては当日配達が無理なものや配達指定のかけられないものもあり、コンビニでの決済を選んだ場合は、入金確認後に配送されるため届くまでに時間がかかる場合があります。
24時間いつでも買い物できる
イオンネットスーパーはインターネットを通じておこなえるので、24時間いつでも都合の良い時間に買い物をすることができます。
家事や仕事が一段落してから落ち着いて買い物することができるので、必要なものを冷静に判断して購入することができます。
天候に左右されず重たいものも買い物できる
子育て中の買い物はとにかく大変!それは買い物中の限らず、買い物が終わってからも言えることです。
片方の手で子供と手を繋ぎ、もう片方の手で買い物した荷物を持つ訳ですが、なかなか苦労するものです。ましてや、天候が悪ければ傘を差さなければいけないし、せっかく買った商品を濡らしてしまうなんてこともあります。
イオンのネットスーパーは玄関先まで商品を届けてくれるので、そうしたストレスから解放されます。
天候に左右されないのはもちろんのこと、お米などの重たい荷物も運んでくれるので楽チンです。
レジ待ちや商品を探す手間が省ける
イオンネットスーパーは、自宅に届けてもらう利用方法だけではなく、店舗に取りに行くタイプの利用方法もあります。
予め注文しておいた商品を予約時間に取りに行くことで、商品を探す手間やレジ待ちをする必要がないため時短で買い物を完了させることができます。
買い物の時間が短縮できるので、その分を家族との時間や自分の時間に費やすことができるので、一日を有効に使うことができます。
「火曜市」の商品も購入可能
イオンと言えばお買い得商品が満載の「火曜市」が有名ですが、ネットスーパーでも利用することができます。
ただし、いわゆる折り込みチラシに載っている商品をすべて購入できる訳ではなく、一部購入できない商品があることと、開催時間に注意しておきたいところです。
ネットショップの火曜市は月曜日の午後3時(15時)から注文が開始し、火曜日の午後2時59分(14時59分)までとなります。それ以降は火曜日であっても火曜市の価格では購入できなくなります。
WAONポイントが貯まる
イオンで買い物をするとWAONポイントが貯まりますが、イオンのネットスーパーでもWAONポイントを貯めることができます。
イオンのネットスーパーでは、200円ごとに1WAONポイントが付与され、貯まったポイントはネットスーパーで利用することもできますし、実店舗のイオンでも使うことができます。
1WAONポイント=1円相当で、1回の注文で100ポイントから利用可能。実店舗で使用する場合は、WAONポイントにチャージして利用が可能です。
イオンスクエアのポイント交換ページから交換申請を行い、店頭にあるWAONステーションでポイントのチャージができます。
あれこれと手続きを取るのが面倒な場合は、ネットスーパーで使った方が簡単かもしれません。
もっと詳しく!イオンネットスーパーの基本情報をチェック
ここからは、さらにイオンのネットスーパーについて掘り下げていくことにしましょう。
イオンネットスーパーの実際の使い方や配送地域、送料などをまとめていますので、これから利用してみようかな・・と検討中の方はぜひ参考になさってみて下さい。
使い方
イオンネットスーパーを使うには会員登録が必要になります。まず、「おうちでイオン イオンネットスーパー」の公式サイトへ行き、「新規ご登録」をクリックします。
イオンスクエアメンバーIDやパスワード、メールアドレスなどの基本情報を入力したら登録はOK。「お届け先の選択」と「お届け日時」の選択をしたら、いよいよ買い物がスタート!商品の選択を行います。
欲しい商品の入力が終わったら支払い方法を選択し、買い物完了となります。後は指定した日時に商品が届くまで待つだけです。
カード払いの場合、次回以降も同じカードを使用したいときは「次回以降も利用するカード」にチェックを入れておくと便利ですよ。
配達地域
配送地域は、その地域担当のイオンからの配送となります。主な対象地域は次の通りです。
・東北エリア : 青森県 秋田県 岩手県 宮城県 山形県 福島県
・関東エリア : 千葉県 東京都 神奈川県 埼玉県 茨城県 栃木県 群馬県
・甲信越エリア : 山梨県 長野県 新潟県
・北陸エリア : 石川県 富山県
・東海エリア : 愛知県 岐阜県 静岡県 三重県
・近畿エリア : 大阪府 京都府 滋賀県 兵庫県 奈良県 和歌山県
・中国エリア : 広島県 山口県 岡山県 島根県 鳥取県
・四国エリア : 高知県 徳島県 愛媛県 香川県
・九州エリア : 福岡県 大分県 佐賀県 熊本県 長崎県 宮崎県 鹿児島県
・沖縄エリア : 沖縄県
※北海道と福井県は対応していません。
ただし、各県においても配達対応可能な地域とそうではない地域があるようですので、公式サイトで確認してみましょう。
配達時間
配達時間は配達してくれる店舗によっても異なりますが、多くの場合午前10時~午後9時の間で指定した時間に配達してくれ、配達時間の枠は2~3時間ごととなっているようです。
平日・土日問わずに配達時間の指定ができますので、在宅の時間を指定して注文するといいでしょう。
配達指定日は、注文当日を含めた2日間としているところが多く、早ければ即日納品されます。欲しいときに欲しいものが届くので、タイムラグを気にせずに注文できると言えます。
なお、当日配達を希望する場合は、当日の午後3時(15時)までに注文する必要がありますので注意しましょう。
また、住んでいる地域が「広域配送エリア」に分類されている場合、配達時間に制限がある場合があります。
午前中のみの配送で午後は受付けていない、あるいは特定曜日のみの配送など条件が付く場合がありますので、合わせてチェックしておくようにしましょう。
配送料
配送料は地域や店舗によっても異なり、住んでいる地域によっても「A地域」あるいは「B地域」「C地域」でも異なります。
目安としては、1回の注文金額が5,000円(税込)以上の場合は送料無料。5,000円(税込)未満の場合は送料として300円(税抜)がかかります。
また、配達してもらうには1回の注文が700円(税抜)以上が必要で、15万円(税抜)以下までとなっています。
支払い方法
支払い方法は、クレジット払い、代引き、WAON支払いの3種類となっています。
クレジットカードはイオンカードの他、VISA、Master、JCB、アメリカン・エクスプレスⓇ・カード、ダイナースクラブカードが利用できます。
代引きの場合、代引き手数料として200円(税抜)別途かかり、イオングループの商品券を利用することもできます。ただし、一部店舗や広域配送エリアでは商品券での支払いはできません。
WAON支払いは、玄関先で行うことができますがチャージをすることはできません。したがって、WAON支払いをしたい方は事前にチャージした状態で行うようにしましょう。なお、利用上限は3万円までとなっています。
直接受け取りができないときは?
事前に受け取れないことが分かっている場合は、注文締め切り30分前までに注文変更画面から手続きを取ると、お届け時間を変更することができます。
また、店舗によっては「置き楽サービス」や「店頭受け取りサービス」を利用することができるので、常に配達時間に間に合わないという場合は検討してみてはいかがでしょうか。
返品・返金・交換の取り扱い
届いた商品が注文したものと異なる、あるいは注文した商品が傷んでいた、破損していたなど返品や返金、商品の交換を希望する場合は、イオンネットスーパーカスタマーサポートセンター(0120-586-610(受付時間:9時~21時))へ連絡します。
イオンネットスーパーを利用する際の注意点
ここからは、イオンのネットスーパーを利用する際の注意点を見ていくことにしましょう。
商品の賞味期限やサイズ、状態が分かりづらい
イオンのネットスーパーに限ったことではありませんが、ネットスーパーは自分の目で商品を確かめることができないため、商品のサイズや状態が分かりません。
また、賞味期限までは掲載されていないため、店員さんの采配に任せるしかありません。
どうしても賞味期限の新しいものがいい場合は、店頭へ行って購入するしかないかもしれません。
イオンカードを持っていないと損をする!?
イオンネットスーパーは、イオンカードを持っている人にとってはかなりお得といえます。
お店で買い物をするのと同じくポイントを貯めることができますし、貯めたポイントを店頭で使用することができるので、ポイント循環がかなり良くなると言えます。
しかも、イオンカード払いにすることで、現金払いでは200円で1ポイントしか入らないところが2ポイント入るなど、ポイントが倍になるのでポイントが貯まりやすくなります。
一方で、イオンカードを持っていなかったり、イオンを利用する頻度がそれほどないという人にとっては、損とまでは言えないにしろ、イオンカードでの支払いに比べてお得感は薄れてしまうかもしれません。
お客様感謝デーは適応されない
イオンネットスーパーにおいて、最も残念なポイントと言えそうなのがこちら。
イオン毎月恒例の「お客様感謝デー」は、残念ながらネットスーパーでは適応されません。つまり、20日、30日は店頭で買い物をすれば5%オフですが、ネットスーパーでは適応されないため通常の価格での買い物となります。
置き楽サービスの初回利用時は在宅必須
イオンネットスーパーの置き楽サービスを利用する場合、初回は必ず在宅で受け取りすることが求められます。
置き場所の確認や置き場所の環境の確認が必要となるためと思われますが、置き楽を利用したい場合は2回目以降となるので注意しましょう。
問い合わせに時間がかかる
先程も触れましたが、イオンネットスーパーでは返金や返品、商品の交換、手続きの変更など、ほぼ全ての問い合わせがカスタマーサポートセンター経由で行われます。
ダイレクトに担当店とのやり取りにはならないため、対応に時間がかかるという声が方々から聞かれます。
カスタマーセンターと担当店に同じことを伝えなければいけないことが二度手間と考える人は多く、改善して欲しいとあげる人は少なくないようです。
まとめ
イオンのネットスーパーは利用の際にいくつか注意する点はあるものの、全体的には便利で良心的なサービスと言え、全国に店舗がある大手なので何より安心感がありますよね。
特に、普段からイオンを利用しているという人はメリットがたくさんあるので、利用を検討してみてはいかがでしょうか。