フランス家庭の食卓と冷凍食品事情【平日はほとんど料理をしない】

※フランスのカンタン家庭料理ポトフ

ふだんはほとんど調理をしないフランス家庭

女性の就業率が高く、育児ファミリーでも共働き率が高い、少子化を完全に脱出しつつある子育て先進国のフランス。

フランス料理のイメージからは意外ですが、フランス家庭の平日の朝昼夕の食事は、とても簡単なものなのだそうです。

「妻が食事作りに忙殺されることはない」

「食後の洗い物はコーヒーカップだけ」

「実は夕食も質素」

「夕食でもほとんど料理はしない」

「ただし、週末にはご馳走をたらふく食べる」

「自分の時間、家族の時間が大切」

へーーーー！と思わされるフランス家庭の食事事情。

そして日常的に、冷凍食品が当たり前のように食卓に並ぶのだそうです。高級品ではなく、あくまで日用品として。

フランスの大手冷凍食品チェーン「ピカール（Picard）」

フランスの冷凍食品専門のチェーン「ピカール」は900店以上も展開。

品ぞろえも豊富でなんと1000種類以上。

前菜、スープ、素材、主菜、パスタ＆パン、デザート。

フランス料理に、イタリアン、メキシカン、アジア、、、お寿司まで！？

しかも離乳食や幼児食もカバーしているというから驚きですね。

日本のスーパーの冷凍食品売り場とは、かなり様子がちがうようです。

日本のスーパーで売られているものは、単品買って少しラクをする程度のものが中心ですし。

この「ピカール」ブランドは、日本にも上陸しましたが・・・なぜか「ちょっといい高級品」という扱いに・・・。

日本の家庭と食事宅配（宅食）／食材宅配（ミールキット）

当サイトで取り上げている食事宅配・宅食も、冷凍パッケージだけで（白ご飯以外の）食卓全体をまかなおうというサービスです。

しかし率直に言って、これだけで「毎日の家庭の食事をすべて置き換えられるか？」と言われれば、そこまで安くはないのも事実です。

コンビニや外食オンリーの一人暮らしの人ならば、価格的にも栄養的にも、積極的に置き換えるメリットはありますが・・・

自分で主菜を調理する、下ごしらえ済みの食材セット（ミールキット）ぐらいの価格なら、まぁ毎日使ってみてもいいかという程度。

しかも、結局は「調理」をするという・・・

しかもまかなえるのはあくまで「主菜だけ」という・・・

本当に自分が利用するかどうかは別として、日本でも、フランスのように冷凍食品が驚異的に発達して、今日は自分で作る、今日は冷凍食品メインでまかなうというように選択肢が増えれば、みんなもっと心の余裕を持って生活できるのにな。

そしてそれは「手抜き」とはちがうんだけれどな・・・

などと考える、調査隊メンバーなのでした！

このコーナーでは、これからも、宅配弁当・宅食（食事宅配）に関する気になる話題を取り上げていきます。

※ピカールの通販サイト（日本版）もいちおうありますが、あくまで「ちょっとオシャレな高級品」という位置づけのようですハイ。