食宅便(食卓便)「低糖質セレクト」とウェルネスダイニング「糖質制限気配り宅配食」を実食徹底比較!
宅配弁当・宅食(食事宅配)各社は「糖質制限」に対応したコースを用意しています。
人気サービスの食宅便<低糖質セレクト>とウェルネスダイニング<糖質制限気配り宅配食>を実際に食べて比べてみました。
【Stage1】食宅便とウェルネスダイニングの品数のちがい
まずメニューの内容をチェックしてみましょう。
食宅便「低糖質セレクト」とウェルネスダイニング「糖質制限気配り宅配食」を並べてみました。
- 食宅便(食卓便):主菜(大)1品+主菜(小)1品+副菜3品(合計5品)
- ウェルネスダイニング:主菜1品+副菜3品(合計4品)
食宅便は品数が多く、たんぱく質の主菜(大)1品+主菜(小)1品+副菜3品、合計5品がついてきます。
一方、ウェルネスダイニングは、主菜のボリューム感は食宅便ほどはありませんが、むしろ副菜(特に野菜)の方にボリューム感があります。
【Stage2】味の比較:「うまみ」のウェルネスダイニング&「濃いめ」の食宅便
ただ、食宅便とウェルネスダイニングを比較すると、食宅便の方が全体的に味が「濃い」印象を受けました。
糖質の制限は食宅便の方が厳しめなのですが、味の満足感を保つために、調味料の味が結構勝っているのが食宅便です。
一方おかず自体の「うまみ」という点では、食宅便よりウェルネスダイニングの方が凝ったメニューが多く、美味しかったです。
特にちがいを感じたのは野菜メニューです。
食宅便の野菜はしんなりしがちな印象を受けましたが、ウェルネスダイニングの野菜はシャキシャキ感が楽しめるちょうどいい固さで、野菜本来の美味しさを楽しめました。
【Stage3】食宅便とウェルネスダイニングの食べごたえ・満腹感のちがい
食宅便には主菜が大小2品あり、お肉や魚などのたんぱく質も多いです。
その分、食宅便の方が食べ応えがあり、分かりやすく満腹感を得られると思います。
ただ、トータルのカロリーは両者同じぐらいなので、主菜が2品ある分、食宅便の副菜は少なめです。
野菜はウェルネスダイニングの方が多く、副菜のボリューム感は、ウェルネスダイニングの方が上でした。
【Stage4】容器はウェルネスダイニングの方が食宅便より使いやすい
ウェルネスダイニングはそのまま電子レンジに入れられる
ウェルネスダイニングの容器はそのまま電子レンジで温められます。
食宅便は袋の端をハサミで切ってから温める必要があります。
解凍後もウェルネスダイニングが扱いやすい
食宅便は、パッケージが丸々1つの袋に入っているので、冷凍庫の中で立ててしまうと、おかずが袋の中でコロコロ転げ落ちて、隣のおかずに転落して混ざってしまうことがあります。
食宅便は、解凍した後、あらためて袋をハサミで切り開いて、中のトレイを出してやる必要があります。
解凍のときに食材から出た汁(つゆ)が容器の外にあふれてしまい、袋の中にも汁がこぼれ、容器の底まで汁で汚れてしまうことがありました。
ウェルネスダイニングはトレイに深さがあり、蓋があることで、おかずがスペースごとに完全に分けられています。
冷凍庫の中で立てて収納しても、おかずが違うスペースに転がってしまうことはありません。
解凍が終わった後、ウェルネスダイニングはフィルム状のフタをペリペリとはがすだけで、手も汚れません。
さらに、ウェルネスダイニングの方が容器が深いので、おつゆが多めのおかずでもスプーンなどですくって食べやすいです。
【Stage5】食宅便とウェルネスダイニングの糖質制限の内容
食宅便とウェルネスダイニングは、カロリーはどちらも平均200kcal台ですが、糖質制限コースの制限内容は大きくちがいます。
1食あたり平均
糖質量
- 食宅便(食卓便):糖質平均5.5g
- ウェルネスダイニング:糖質15g以下
ウェルネスダイニングより、食宅便の方が糖質を厳しく制限しています。
ゆるいといっても、ウェルネスダイニングの糖質15g以下というのは、通常の食事に比べればこれでもかなり厳しいです。
たとえば低糖質・高たんぱく弁当の「nosh」は、1食あたり平均17gとなっています。
特に低糖質をうたっていない「がっつり食べる」一般的なコンビニ弁当の糖質は(ご飯込みで)約150gといわれています。
子ども茶碗1杯 コンビニおにぎり1個 |
ご飯100g 約168kcal 糖質37g |
---|---|
ご飯茶碗1杯 |
ご飯140g 約235kcal 糖質52g |
どんぶり飯1杯 | ご飯240g 約403kcal 糖質89g |
【Stage6】価格が安いのは食宅便
価格は、ウェルネスダイニングよりも食宅便の方が安いです。
セット | 食宅便 | ウェルネスダイニング |
---|---|---|
通常コース | 3,920円 (1食560円) |
4,644円 (1食663円) |
糖質制限 | 3,920円 (1食560円) |
4,860円 (1食694円) |
送料 | 定期購入390円 スポット390円 |
定期購入378円 スポット756円 |
【Stage7】食宅便とウェルネスダイニングの定期購入とスポット購入
食宅便・ウェルネスダイニングどちらも定期購入/スポット購入に対応
食宅便もウェルネスダイニングも、定期購入/1回ごとのスポット購入どちらもOKです。
ただし、ウェルネスダイニングは定期購入にすると送料半額になる特典があります。
しかも、ウェルネスダイニングは初回は送料無料です。
一方、食宅便にはそのような定期購入ならではの特典や割引はありません。
食宅便もウェルネスダイニングも、定期購入でちょっと余り気味になってきた…という場合は、いつでも休止(スキップ)や解約が出来るので、その点は大丈夫です。
スポット(単発)購入
- 食宅便(食卓便):定期/スポット(単発)どちらもOK
- ウェルネスダイニング:定期/スポット(単発)どちらもOK
定期購入をカスタマイズしやすいのはウェルネスダイニング
食宅便もウェルネスダイニングも、定期購入の配達間隔(インターバル)を選べます。
配達インターバル
- 食宅便(食卓便) :毎週/2週間に1回/毎月1回
- ウェルネスダイニング :毎週/2週間に1回/3週間に1回/毎月1回
食宅便は1セット7食が基本ですが、ウェルネスダイニングは7・14・21食セットを選ぶことができ、一度にドサッ!と配達してもらうこともできます。
- 食宅便(食卓便) :1回に7食(人数を増やすのは可)
- ウェルネスダイニング :1回に7・14・21食(人数を増やすのも可)
ウェルネスダイニングの定期購入をカスタマイズする
ウェルネスダイニングの定期購入は、配達インターバルと、1回に届く食数を自由に使いやすく組み合わせることができます。
【Stage8】初回注文特典や大量購入割引があるのはウェルネスダイニング
食宅便は、初回注文でも送料がかかりますし、何食注文しても、特に割引や特典などはありません。
ウェルネスダイニングは、初回はどのコースでも送料無料な上に、7食よりも14食、14食より21食を一括注文したほうが、割引でお得になります。
そのメリットを生かすために、もし冷凍庫に余裕があれば、初回から14食セットで試してみるのもありだと思います。
セット | 通常コース(健康応援) | 糖質制限 |
---|---|---|
7食 | 4,644円(1食663円) | 4,860円(1食694円) |
14食 | 9,180円(1食655円) | 9,504円(1食678円) |
21食 | 13,608円(1食648円) | 14,840円(1食668円) |
食宅便とウェルネスダイニングの詳細についてはこちら
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